【阪神牝馬ステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年4月10日（土）に行われる「阪神牝馬ステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で64回目を迎える「阪神牝馬ステークス」は阪神芝1600Mで行われる古馬牝馬限定のＧ２レースです。
これまで何度も施行条件が変更となっており、かなり昔は1800Mや2000Mで行われていた時代があり、2006年～2015年までは1400Mで行われていましたが、2016年から現行の1600Mで行われるようになっています。

現行の条件となってからの過去5年の１番人気馬の戦績は1-1-1-2、勝率20%、連対率40%、複勝率60%ということで、過去５年だけのデータですが、今のところ1番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースとなっています。

阪神牝馬ステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

マジックキャッスル

戦績9戦2勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父シンボリクリスエス

前走は愛知杯（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
２歳時にファンタジーＳ（Ｇ３）２着、３歳２月にクイーンＣ（Ｇ３）２着の実績があり、その後３歳秋に秋華賞（Ｇ１）で２着となっている。
前走で待望の重賞初勝利を収め、本格化の兆しをみせつつあるので、ここでは有力な１頭ということで間違いなさそう。

デゼル

戦績6戦3勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Le Havre

前走は東京芝1800Mの初音Ｓ（３勝クラス）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
デビューから２連勝でスイートピーＳ（Ｌ）を勝ち、３戦目だったオークス（Ｇ１）では２番人気に推されるも１１着惨敗。
その後はローズＳ（Ｇ２）４着の後に自己条件戦に出て再度オープン入りを果たしている。
これまではやや過大評価をされ続けている馬という印象だったが、マイルは本質的に合っていると思えるので今回は評価を大きく上げたい。

イベリス

戦績18戦4勝 栗東・角田晃一

父ロードカナロア　母父ボストンハーバー

前走は京都牝馬Ｓ（Ｇ３ 阪神芝1400M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
2019年の３歳春にアーリントンＣ（Ｇ３）を勝ったが、それ以降なかなか勝てず、前走が約２年振りの勝ち鞍だった。
戦績にムラがあるものの、スピード能力は未だに高いので、ここでも上位争いは可能とみる。

プールヴィル

戦績17戦4勝 栗東・庄野靖志

父Le Havre　母父Kendargent

前走は東京芝1400MのオーロＣ（Ｌ）に出走し、２番人気だったが見事１着。
３歳春にフィリーズレビュー（Ｇ２）を勝っていて、芝1400Mを最も得意としている。
昨年後半から再浮上モードに入っている感じもあるので、マイルでも好走の可能性はあるかも知れない。

ギルデッドミラー

戦績11戦2勝 栗東・松永幹夫

父オルフェーヴル　母父Tiznow

前走は京都牝馬Ｓ（Ｇ３ 阪神芝1400M）に出走し、５番人気で２着に好走。
３歳春にアーリントンＣ（Ｇ３）２着、ＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）３着の実績がある。
その後一時低迷したが、前走で久々の好走をみせており、コノ馬も再浮上モードに入った可能性がある。
ここでも、上位争いは可能だと思うので、思っていたよりも人気にならない限り印は拾うことになりそうか。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、これまでは人気先行で過大評価気味のイメージだったが、得意条件ならかなり強い。
今回はこれまでで最も合う筈の条件の筈なので大きくパフォーマンスを上げて来るはず。

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