【北九州記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年8月21日（日）に行われる「北九州記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で57回目を迎える「北九州記念」は小倉芝1200Mで行われる３歳以上のＧ３のハンデ重賞です。
サマースプリントシリーズの第4戦目として行われるレースですが、ハンデ戦ということもあり他のサマースプリントシリーズのレースよりも荒れやすい傾向があるかと思います。

過去10年の１番人気馬の戦績は0-3-0-7、勝率0%、連対率30%、複勝率30%ということで、ここ１０年間は１番人気馬の勝ち鞍が無く信頼度はかなり低くなっています。ちなみに１番人気馬が最後に勝ったのは2008年のスリープレスナイトまで遡る感じとなります。

北九州記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の22頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ナムラクレア

戦績8戦3勝 栗東・長谷川浩大

父ミッキーアイル　母父Storm Cat

前走は函館スプリントＳ（Ｇ３ 函館芝1200M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
２歳時に小倉２歳Ｓ（Ｇ３）を勝ち、ファンタジーＳ（Ｇ３）２着、阪神ＪＦ（Ｇ１）５着と活躍し、３歳になってもフィリーズレビュー（Ｇ２）２着、桜花賞（Ｇ１）３着と大きく崩れたことが１度も無い。
自在性もかなりある馬で小倉も２戦２勝ということなら中心視は妥当なところか。

テイエムスパーダ

戦績7戦4勝 栗東・五十嵐忠男

父レッドスパーダ　母父アドマイヤコジーン

前走はＣＢＣ賞（Ｇ３ 小倉芝1200M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走は新人女性騎手の今村聖奈騎手が４８キロという超軽量を活かして日本レコードの1分5秒8という驚異的タイムで逃げ切っている。
今回は国分恭介騎手に手が戻るらしいという点は微妙な気もするが、好勝負は可能な気はする。

タイセイビジョン

戦績18戦3勝 栗東・西村真幸

父タートルボウル　母父スペシャルウィーク

前走はＣＢＣ賞（Ｇ３ 小倉芝1200M）に出走し、３番人気２着。
２歳時に京王杯２歳Ｓ（Ｇ２）を勝ち、朝日杯ＦＳ（Ｇ１）でも２着に好走し、３歳春にはアーリントンＣ（Ｇ３）を勝った馬だが、その後は低迷期が続いたものの、最近はスプリント路線で安定したパフォーマンスを発揮し出している。
前走は斤量５７キロでもかなり頑張っており、今回はハンデ戦でそれ以上を背負わされる可能性もあるが、軽視は禁物という感じがする。

アネゴハダ

戦績10戦3勝 栗東・佐々木晶三

父キズナ　母父ウォーエンブレム

前走はＣＢＣ賞（Ｇ３ 小倉芝1200M）に出走し、１番人気に推されたが結果は３着。
４走前のフィリーズレビュー（Ｇ２ 阪神芝1400M）で３着の実績があり、３歳牝馬としてはスプリント路線でかなりやれる地力は示している。
今回もハンデはそれなりに恵まれそうなので、前進は期待して良さそうな気はするが、賞金的に除外の可能性もある。

現時点での狙い馬候補

今年の北九州記念はA評価の馬が１頭のみなので、必然的にコノ馬が狙い馬となる。
人気になるのは間違いないがコレと言った死角が見当たらないので、コノ馬で仕方ない気がする。

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